いつかあの羊に会いに

思い立ったが吉日

週末の夜更し 世事に疎くては、と羅針盤を。

あまりにも近視眼。時流も風もわからなくなっていて迷子になる。

介護はいろんな意味で日常から離れやすい。病然り、医療然り。
医療というプロ集団の力、それを支えるお金や制度の力を目の当たりにしてしまった。
お金ではどうにもならないものが多くあることも、教えてくれた。
そうだ、お金でなんとかなることって実は少ない。とにかく人がいないことには、というところにまず一票。
話は反れて12月の衆院選は一票満たない違憲状態だったという。
なんだか人の一人がほんとに軽くなってきて、比重というのか。
一人支えるのにこんなにもひとがたくさんいる、という介護の現実と、
すっかり軽くなった人から吐き出される肉声。そのギャップは大きい。
客観性を持たせるとなんだか価値があるようで、実は肉声とか生身の声、本心からは遠ざかる。
小さく弱い声は、実は重い。

手を尽くす、どこまでもその人の立場になる、
そんな理想を具体的に現実に落とすとなんともなんにもできないことにがく然としたのでした。

疲れて投げ出すことも覚えた怠惰さに嫌気を感じつつ、、、心身一新したいともがいた一年だったかなー。


弱っている感性のアンテナをなんとかフルに働かせて、立て直そうっと。

音楽、詩、歌、文学、四季、そんなタヨリナイモノを頼って日々。