いつかあの羊に会いに

思い立ったが吉日

家のキンモクセイの木が枯れた

キンモクセイはシンボルツリーともいえる木だった。一昨年、夏の前だったと思うが、父が剪定を頼んだ業者が切りすぎたんだろうと思う。時期も夏前か夏頃、え?こんな時期に?と思ったことは覚えている。昨年秋まではなんとか花を咲かせていたものの、春先になっても新芽が出ず、梅雨にも茂らず、日本で一番暑い夏の連続で、とうとう枯れてしまった。地上部と地下部のバランスが崩れたこともあるだろう。コンポストを幹の側に移動させたことで、有害菌が土壌中に繁殖したのかもしれない。
キンモクセイは中国ではお酒にも使われる花で、飲めるほど安心、と、自家製石けん作りを毎年楽しみいしていただけに残念でならない。花も今年はまったくなく、秋に入って葉はほとんど枝から落ちていて回復の兆しもない。

みるとお隣のサザンカも夏前から枯れていた。庭の椿もこの夏を過ぎて葉がほとんどなくて無残だ。虫害もあるようだが、驚く。

木とその家の 人の死が連動しているということがちょっとわかる出来事だった。祖母が亡くなって二年目の夏に、木も生気を失ったかのようで、荒れ気味の家周りがなんとなくさみしい。


* *** *****

里の新緑

母の里へ思いがけず二泊三日、つつじの美しい庭であった。
四月にきた時には、ほーーほけきょ、とちょっと途切れたホトトギスの声。
ちょっと遠ざかって山の方から声が聴こえた気がする。

藤の花もまだ蕾ながら香り、今回は緑を山のように茂らせ、花を咲かせていた。
地元のおばあちゃんが元気に畑の世話をしている。

山の緑がこんなにも彩り豊かだったか、と思う。
黄色に近い新芽はまるで花のよう、赤っぽいクスノキのや、透けそうな柔らかいのや、
遠目に山の斜面に並ぶいろいろの木々。

そしてなんてところに住んでるんだろう、、、と街中の我が家。
それでもカラカラに乾いた塀に囲まれた緑に水をやると少しほっとした。

梅咲く、合格 2月23日筆

受験生の合格の報を見て、二月の逃げる、を実感してます。

一雨ごとに暖かくなる春の兆し、毎日メジロがつがい?でやってきて、
見上げる空の色も日々違う、、、明日は巣箱の掛け直しを、と思い立つ。
数年前に作ってもらった巣箱、住宅地の小さな緑の中では落ち着かないようで、
結局鳥は来ても営巣はなく、木の高さと繁り具合が足りないのかもしれない。
寄るだけ、ちょっとの餌探しの場所にとどまっておる模様ですな。

恵方巻きを受け取りに

恵方巻き、頂きました。
でもやっぱり切って普通に食べた方がおめでたい感じがします。


空港へおばあちゃんと姪っ子ちゃんで自転車に乗って行ってきました。
暖かい午後、ついつい出かけたくなります。
空港近くにくると、飛行機が五分も開けずに離着陸、
間近で見る機体は圧巻、たまにくるといいかもしれない。

けっこう飛行機を見るために車が停車、カメラも抱えて人が並んでました。

マイ箸作り

マイ箸作りのため、姪っ子とおばあちゃんとお出かけ。

姪っ子ちゃんの分には杉の小さめの箸、
私のは大きめの檜ひのき材の箸、
きれいにカットされた角っこをひたすら紙やすりで研ぐ。

角だけを、というのがコツで、面を研ぐと途端に曲がる。
一時間か二時間もかけると丸い箸になる。

お手本の箸はびっくりするくらいに丸く美しかった。
場所を提供してくれたお店の男性は力も強いのもあって仕事が早い。
まっすぐ木目もきれいに出てバランスがよい、との評。
確かにプロ並、お店の商品のようだ。

力の加減が難しくてどうもすっときれいに研げない。
心が箸作りの面には現れる気がする。


今日も暖かい一日、雨も、行き帰りには止んでいた。
なんとなく春の匂いのする雨、梅が待ち遠しい。

大宰府、史跡サイクリング

一週間風邪を引いてしまった。
運動中、運動後のケアがまずいようで、反省。

今回は水分補給、休憩時のおにぎり、バナナクレープ、フルーツなどで
帰宅後もチキンソテーでタンパク質もとった。

そしてすぐに身体を休めて睡眠。


今日は大宰府へお参りにいったのだが、車も人も多かった。
参拝にも行列で遠くから手を合わせるしかなく、願いと感謝は届いたのか。
受験生の合格祈願が並ぶ。
今頃机に向かって一年の集大成を込めて鉛筆を握っていることだろう。
百数十年はありそうなクスノキの大木、大正の頃に保存樹となったそうで圧巻。
生き物や時の流れの百年の計に比べたら、私たちの一年は一瞬だ。
受験も然り。とはいえ、あの頃は受験の一日が一年分だった気がする。


近くの川でカワセミを見た。瑠璃色のものが低空飛行、一瞬だった。
マガモ二羽が潜って、首を突っ込んで餌を取っていた。

途中の水城辺りからサイクリングロードが整備されていて案内板がある。
都府楼跡で11時30分、持ってきたおにぎりを二つ頬張る。
じゃこ入りの簡単な即席だけれど、塩味も美味しい。
こういうところで食べるのは久しぶりだ。

大寒というのに、10℃超えで暖かい。
帰りは、さざ波のような不思議な雲が広がって、飛行機雲も突き抜けた。



今日は都府楼跡で見た案内板付きの樹木をメモ

トウカエデ
原っぱの真ん中にポツンと立つ大きな木

アキニレ
思ったよりも小さな葉。革質、鋸歯はやや上向き。

ヤマザクラ
芽鱗の先がやや開出、無毛

ナラガシワ
一年枝は灰白色、黒い皮目が多い。頂芽と頂性側芽はどんぐり色

拾ったドングリはナラガシワ、マテバシイ、アラカシ。
どんぐり図鑑より http://www.enyatotto.com/donguri/donguri.htm

約一週間ぶりにウオーキングを再開。

月曜日に自転車で15kmくらい、おまけに坂道付きだった。
で、疲れが出て風邪を引いてしまった。

筋肉疲労からくる風邪をどうしたらいいのか。
クールダウンがまずいので運動後によく風邪、ーとなる。


今日確認した樹木、、、冬芽で見分け。14種の落葉樹

モクレン
頂芽がヘラのよう

コムラサキ


ハクモクレン
これも芽や枝の大きさがいろいろで、
頂芽の毛も展葉してくるとふわふわと立ってくる。

ハナミズキ、アメリカヤマボウシ
花芽が栗坊のよう

ヤマボウシ
枯葉から 葉芽は確認、栗坊のような花芽がない?

イロハモミジ
幹から出た小さな紅葉から

ソメイヨシノ
冬芽に軟毛あり


ロウバイ
花芽が丸く、開きかけていた

ケヤキ
互生のジグザグの枝、樹形から

ニシキギ
枝に翼あり、暖地での緑色の枝

イチョウ
樹皮 縦に割ける

クヌギ
枯葉が残る
脈上を除き無毛

オオシマザクラ
冬芽は無毛


アメリカスズカケノキ
集合果は一個
樹皮はまだら模様

かのんの植物図鑑
http://kanon1001.web.fc2.com/foto_sinrin/K_suzukake_no_ki/amerika_suzukake_no_ki/amerika_suzukake_no_ki.htm